この記事では多胎児を妊娠してからの手助けしてくれる人の重要性について解説します。
双子、まぁ双子に限らずではありますが妊娠したらまず自分の周りに助けてくれる人がいるのか確認しましょう。それは親でも兄弟でも構いません。とにかく気を使わずなんでも頼める人です。
まだ妊娠初期で動けているかもしれませんが、大きくなるのはあっという間です。
場合によっては即入院になる可能性もあるのでなるべく早めに確認しましょう。
双子妊娠で協力してくれる人の重要性
出産前 だんだんと動けなくなる自分を介助してくれる人
妊娠後期のイメージは出来てますか?
妊娠後期になると日常生活すらまともに過ごせなくなってきます。もちろん個人差はありますが、準備するに越したことはありません。人によっては車椅子で過ごすことになります。
私の場合、妊娠後期は病院で過ごすと思っていましたが、病院側からは「特に問題なければ自宅です。」と告げれたことがあります。それもそうですよね。
しかし自宅ではトイレすらままならない、かといって旦那は仕事を休めない・・・。もしそんな時に破水でもしたら・・・
そうなってくると冷静ではいられません。お腹の中の赤ちゃんにも影響があるかもしれません。
救急車を呼べるのか、状況を説明できるのか、救急の人に渡すものを準備できるのか・・・不安は尽きません。
そうなる前に身近な人で電話一本で駆けつけてくれる人を確認しましょう。実家の近くや里帰り出産でしたら両親がいるかもしれませんが、それ以外の方でしたら近くの友人や、ご近所さんでも事前に状況を説明し、万が一の場合に備えるのも必要な手立てです。
近所付き合いが苦手な方でも被害を被るのはお腹の中の胎児です。これを機にご近所付き合いをしてみるのもいいかもしれません。
出産後 授乳後のゲップや寝かしつけ時の負担軽減
育児が初めてではない人はイメージが湧くかとは思いますが、こと双子となると状況が一変しますので要注意です。
双子は基本タイミングがほぼ同じです。おっぱいのタイミングも同じなので片方の授乳を済ませても、まだ「お腹減った」と泣いている片方がおっぱいを待っています。
ここでゲップを蔑ろにしてしまえば片方の授乳中に授乳を済ませた子が吐き出すかもしれません。そうなってくると吐瀉物の処理に追われ、かと言って授乳中の子は泣き続け、おっぱいは出続ける。吐瀉物を片付けながら出てくる母乳も吹き上げなければなりません。
よりそうなる前に授乳のタイミングだけでも手伝いに来てくれる人は必要です。てんやわんやになる前にお願いできることは頼みましょう。一番ベストなパートナーはもちろん旦那です。協力的ではない場合は頼むと言うより命令でも構いません。最初が肝心ですので強気で行きましょう。赤ちゃんのためです。
寝かし付けでも同じことが当てはまります。
寝かし付けでは自身の就寝時間に影響します。なんと言っても寝なければ疲れはとれません。かと言って乳幼児は3時間に1回のペースでの授乳が推奨されています。
授乳後に速やかに自身が寝床に就けるようにやはり旦那の協力が必要でしょう。
旦那はよく子供と同じように数えられます。割り切って「稼いできてくれる子供」ぐらいに思って教育してもいいかもしれません。
(すべての旦那さんがそうとは限りません)
通院時 1人で双子を病院へ連れて行くことの難易度
双子に限らず産まれたての赤ちゃんは定期検診があります。
各自治体によって通院頻度は違いますが1人で産まれたての双子を連れて行くのは相当に厳しいものになります。
自宅の近くでも、車に乗せて通院するにも1人ではどうしようもありません。
ベビーカーに1人で乗せる際も、チャイルドシートに乗せる際も全て1人で出来るのは子供がよっぽどお利口さんか、何人も子育て経験があるママぐらいでしょう。
定期検診に連れて行くだけでも重労働なのに検診後はお腹を空かせた双子の授乳が待ち構えています。私たちは車で検診に通い、検診後はコンビニの駐車場で授乳や、オムツ交換をしていました。
協力者さえいてくれたら授乳は出来ないにしてもミルクを作る、身の回りの世話をする等のことはしてくれるかもしれません。
話を聞いてくれるだけでも随分と楽になることもあります。
終わりに
前述した通り、協力者は自身のパートナーが一番いいです。
今後の育児人生で最も長く関わってくるからです。
それなら最初に教育したほうが後々のことを考えるとコスパはいいかもしれません。
旦那がダメなら両親に頼みましょう。
「双子でも自分1人で大丈夫」と覚悟を決めても、無理がたたれば自分以上に子供がきつい思いをすることを忘れてはいけません。
思考のベクトルを「すべては子供のため」と切り替えて行動しましょう。
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